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「知っている」をドイツ語にしたら、kennen? それともwissen?
まずは、人や場所などを知っているならkennen、何がどこにあるかなどの内容を伝える形ならwissen、という二つの例から始めよう。日本語の一語に、いつも同じドイツ語を当てなくていいんです。
ただし「名詞(人や物、場所などの名前)が続いたら必ずkennen」という絶対ルールではありません。そこも後で一緒に見ようね。
その街を知っているのか、どこにあるかを知っているのか
Ichは「私」。そのIchを使う、説明用の自作例文を二つ並べてみます。
| 言いたいこと | ドイツ語の例 |
|---|---|
| 私はベルリンを知っている | Ich kenne Berlin. |
| 私はベルリンがどこにあるか知っている | Ich weiß, wo Berlin liegt. |
一つ目は、街そのものを知っているという言い方。kennenの意味には、人や物事に接して知る、なじみがある、といった内容があります。なお、この一文だけで「実際に旅行したことがある」とまで決める必要はないよ。
二つ目は、知っている中身を「どこにあるか」まで言っています。woは「どこに」、liegtはここでは「位置している」。コンマの後ろが、知っている内容です。
街の名前を出すだけでなく、知っている内容を一文で続けたい。そこまで考えると選びやすい!
Ichと使う形は、kennenならkenne、wissenならweißです。元の形のwissenを、そのままIchの後ろへ置かないでね。
「名詞ならkennen」で全部片付けないところが大事
Dudenの辞書を見ると、kennenにもwissenにも、人の名前を知っている例があります。wissenの後ろに名詞が来る使い方も、ちゃんと載っているんです。
だから、さっきの表は最初に練習する二つの形。「人か、情報か」だけで、あらゆる文を機械的に分ける表ではありません。
文を作るときは、訳語の「知る」だけで閉じずに、例文を一つ見てみよう。独和辞典なら、ドイツ語を日本語で調べながら、どんな言葉が続くかも追えます。
三修社の『アクセス独和辞典 第4版』は、学習者向けに基本語や用例の見やすさを工夫した辞典。紙で二語を行き来して確かめたい人の候補です。書籍を買わなくても、今回の意味の根拠にしたDudenの公開説明は下から読めるよ。
最後に、自分で短い文を作るなら。「その街を知っている」と「その街がどこにあるか知っている」、今日はこの二つを言い分けてみて。使う場面まで一組にすると、日本語の「知っている」に戻っても、選ぶ手がかりが残ります。
意味と用例の出典:Duden・kennen、Duden・wissen。書誌の確認:三修社・アクセス独和辞典 第4版