ドイツ語のseitとvor、3年前「から」と3年前「に」はどう違う?

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「3年前からベルリンにいる」と、「3年前にベルリンにいた」。日本語なら短い違いなのに、ドイツ語で書こうとすると手が止まる。

どっちも3年前なんだけどな……。

分かれ目は、今も続いている期間を伝えるか、過去の時点を伝えるかです。今回の「3年前から」にはseit、「3年前に」にはvorを使います。二つの作例で、今とのつながりを見てみよう!

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seitは、始まったところから今まで線を引く感じ

seitは、後ろの名詞などと組んで時間の関係を表す前置詞です。ここでは、今も続く状態についての使い方を扱います。

ドイツ語研究所のgrammisの説明では、話している時点まで続く期間の始まりを表す、とされています。

説明用に作った例がこちらです。筆者の居住経験ではありません。

Ich bin seit drei Jahren in Berlin.

「私は3年前からベルリンにいます」という意味。drei Jahrenはここで「3年」、binは「〜である・いる」を表す動詞seinの、主語がich(私)のときの現在形です。

3年前に始まって、今もいる。だから「昔の話をしているから、動詞も全部過去形かな?」と考える前に、今まで続いているかを見よう。ノートにするなら、3年前から今日へ一本線を引くと、伝えたいことを追いやすいね。

vorは、今からどれだけ前かを指す

一方、Dudenのvorの説明には、時間について、示された時点などより前であることを表す用法が載っています。

今回のもう一つの作例は、これ。

Ich war vor drei Jahren in Berlin.

「私は3年前、ベルリンにいました」。warは、先ほどの動詞seinの過去形です。ここでは、3年前という過去の時点に目を向けています。

じゃあ、今はベルリンにいないの?

そこまでは、この一文だけでは決まりません。今もいるかもしれないし、別の場所にいるかもしれない。「3年前にいた」という内容と、「今どうしているか」は分けて読んでね。

二つを並べたら、「今も?」に一言足してみよう

今回の表現 伝えていること
seit drei Jahren 3年前から、今まで続いている期間
vor drei Jahren 今から3年前という時点

今回の時間を表す用法では、どちらも後ろの名詞が3格になります。3格は、名詞や冠詞などが文の中での役割に応じて取る形の一つ。「3年」の例では、「年」を表す名詞の複数形Jahreにnが付き、Jahrenとなっています。

ただし、vorには場所など別の用法もあります。vorを見たら何でも3格、とここでまとめてしまわないようにしよう。今回は時間の話です。

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紙の本文の該当ページを実読したレビューではなく、書誌と公開目次を確認した紹介です。

今日はまず、「3年前から」と書いた横に「今も続く」と添えてみてね。vorにするかseitにするかを丸暗記する前に、自分が何を言いたいのかが、ぐっと見えやすくなります。

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この記事を書いた人

ドイツ旅行や文化理解に役立つ情報を、信頼できる資料をもとに整理する編集部です。

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